もふもふゲームブログ

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【ネタバレ有り】Undertale:謎の人についてざっくり考察

以下ネタバレが有ります。

まだプレイしていない人はまず買って遊んでください。
undertale.com
くれぐれも自分で遊びきるまでネタバレを見てはいけません。

「* こうかいするわよ。」

W.D.ガスターについてざっくり考察します。
この記事を書く前に最初からきちんと筋道立てて詳しく説明する記事を書こうと試みたのですが、どうも記事をあげるのが遅くなり過ぎるので、考えていることをざっくり書くことにしました。なので、前提は端折っていますし、もしかすると間違いがあるかもしれないので気になる点などは気兼ねなくコメントいただければと思います。

結論から書くと、ガスターはGoner Kidが言っているような状態にあると私は考えています。(Goner Kidはfun値が特定の場合にだけウォーターフェルで出会えるモンスターの子の色違いのキャラクターの通称です。)つまり、世界に自分の存在だけが無くて、それ以外は普通に世界が回っている状態です。
魔法少女まどか☆マギカをご覧になったことのある方なら、イメージし易いと思います。
(Goner Kidが「ここと全く同じ世界が別にあって」と言うところの別にある同じ世界とは、プレイ周回のことかもしれません(これは時間軸かも?)し、各々のプレイヤーが所持しているUndertaleというゲームのことかもしれません。)

ゲーム内でガスターについて言及されるのはfunイベントにおいてのみです。Undertaleのプレイ時に必ず発生するイベントでガスターについて言及するものはありません。(ゲーム外も含めると、Gaster Blasterがあります。)

funイベントや隠しイベント(データを弄らないと見られない)や報告書の文字や文体などから考えると、真ラボの報告書の若い番号のものはアルフィーとは別の人物、おそらく前任者であるガスターが書いた可能性のあることが知られています。Undertaleの世界では過去にガスターという人物は確かに存在したのでしょう。しかし、自らの発明品(発明品=コア、KTI抽出装置、サンズの家の隠し部屋にある装置説などあります。個人的にはミートファクトリー説を提唱したいです)の中に落ちて帰らぬ人となった・跡形も無く消え去った・時空の彼方に消し飛んだようです。そして特定の世界軸(あるいは時間軸?)でのみ発生するfunイベントという不安定な存在からしかその痕跡を辿ることは出来なくなりました。

真実のラボの報告書No. 5で報告者は「ケツイ」と呼ばれる要素を抽出することに成功します。報告書が時系列順に番号が振られていると推測すると、報告書No. 6を書いたのはガスターである可能性が高く(アズゴアのことを「王」と記しているため)、それより若い番号である報告書No. 5もおそらくガスターが書いたものであり、したがってケツイを発見したのはガスターであると考えられます。複数人の可能性もありますが、少なくともガスターが関係しているはずです。
しかし、アルフィーは電源ルームで「わたしはアズゴアに頼まれてタマシイの研究をしていて「ケツイ」というエネルギーを取り出すことに成功した」と話します。まるで、報告書No. 5に記載された内容をアルフィーが独力で成し遂げたかのようです。

この矛盾から、私はこう考えました。
ガスターが発明品の中に落ちて跡形も無く消え去ったというのは、ガスターが世界に存在したという情報すら特定の世界からは霧散したという意味ではないでしょうか。ガスターという人物が初めから存在しなかったかのように世界、分かり易く言えば(語弊がありますが)世界中の人たちの記憶が再構築されたのです。その結果、アルフィーはタマシイとケツイの研究を最初から全て自分が行なったと思い込んでいるのではないでしょうか。

Undertale Soundtrack

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