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【ネタバレ有り】Undertale:MUSICエンジン第五回演奏会の感想 #MUSICENGINE

2018/05/19(土)にあったMUSICエンジン第五回演奏会に行きましたのでその感想(?)です。
Undertaleは音楽がゲーム内容と密接に関わっているゲームであり、従ってゲーム内容に言及するため、ネタバレ有りの記事となります。
今後、Undertaleに興味を持ち同様の演奏会に参加される方はゲームを遊び込んでから行かれることを強くお勧めします。
undertale.com
くれぐれも自分で遊びきるまでネタバレを見てはいけません。

この記事は演奏を聴いた感想の記事ですが、筆者には音楽知識・素養がほとんどありませんので、間違いや気になる点などあるかもしれません。読み流すか、コメントをいただければ幸いです。
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基本情報:
MUSICエンジン

  • 会場: 東京オペラシティ コンサートホール
  • 日時: 2018/05/19(土)
    • 昼公演 13:15開場 13:50プレコンサート 14:00開演
    • 夜公演 17:15開場 17:40プレコンサート 18:00開演

私は昼公演A席(2階正面)、夜公演S席(前方左側(ピアノ側))で拝聴しました。
結論を書くと、A席ではオーケストラ全体を見られて良かったですし、S席では音圧を感じられて良かったです。

物販では「MUSICエンジンUNDERTALE CD Vol.1:Undyne」を購入!
家でいつでもウォーターフェルを感じられる逸品です。
しかもおまけがアンダインのキラカード
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物販情報

※このCDは今後買える機会があるみたいです!
※2018/06/09追記:通販で購入出来るようになりました!
MUSICエンジン UNDERTALE CD Vol.1: Undyne 通販予約開始 #MUSICENGINE - もふもふゲームブログ


物販付近にイヌ神社が。イヌじんじゃ is Real !!
迷わずお賽銭を投入。
しかもイヌ神社が開演前→休憩時間→終演後とパワーアップしていったのです。
素晴らしきかな遊び心。

曲目は、プレコンサート、幕間、アンコールが昼公演夜公演で別、それ以外は共通でした。
しかし、既プレイヤーはお分かりだと思うのですが、BGMとゲームシーンが密接な関係になっているUndertaleにおいて演奏順は大きな意味を持っているのです……。


昼公演のプレコンサートは、Start MenuとYour Best Friend。ゲームの始まりです。
それと合わせて会場注意事項が放送されたのですが、ルールが守られない場合は「セーブデータの上書き」などの対応をしますという何やら不穏なアナウンス。聴衆は音楽を聴きに来たのでありながらゲームの中にいたのかもしれません。
Your Best Friendの音が下がっていったので、どうやらなかよしカプセルは素直に受け取られなかったようですw

プレコンサートも終わって公演開始。それに先立ちコンマスに抱えてこられるうざいイヌのぬいぐるみ(かわいい)。どうやら彼が本公演の指揮者のようです(かわいい)。

JAGMOさんの公演のときも思いましたが、Enemy Approachingはオーケストラではかなり迫力があり原曲と印象が変わります。この曲でモンスターと遭遇したら反射的にFIGHTを選んでしまうかもしれません。

Homeの後にDeterminationが流れ、ここでゲームオーバーとは主人公は一体何をやったのと思いましたが、きっとトリエル戦を控えてケツイを抱いたのでしょう。

いせきを抜けたらブーブークッションの音が鳴り、sans.とNyeh Heh Heh! で骨兄弟の登場です。Snowyの後もNyeh Heh Heh! が挿入され、パピルスとパズルをする光景が思い浮かぶようでした。

そしてパピルスとのなんだかお洒落なデート! の後にもちょっとNyeh Heh Heh! が入り、無事パピルスと友達になれました。

Run! の前に槍が飛んで来て刺さったのでびっくりしました。音はゲーム音が使われているようでした。
Quiet Waterのアレンジで入っていた1フレーズがBattle Against a True Heroのようなのでどぎまぎしました。(もしかしたらRespiteの方かもしれないと思ったのですが、帰って家でサントラを聞いたら微妙に音の高さが違ったので、Battle Against a True Heroの方な気がします。)

NGAHHH!! とSpear of Justiceの合間にShe's Playing Pianoが高速で挟まってきたので少し涙腺が緩んでしまいました。主人公はアンダインとも友達になれたんだなと思って。

ここで休憩時間。幕間の曲目はTemmie Village。少人数の奏者に囲まれたうざいイヌはさながらボブのよう。

COREとDeath by Glamourの演奏ではコントラバスのお兄さんがノリにノッていました。このお兄さんは後ほどYour Best Nightmareでもかなりノリノリでした。私も聞きながらリズムを取ってしまうタイプなので、とても楽しそうに演奏されていて良いなあと思いました。

bergentrückung、ASGORE、Your Best Nightmare、Finaleはボスラッシュでかなり聞きごたえがありました。
フラウィの笑い声は今回はゲーム音でヒエェとなりました。アラート音の方は演奏でしたね。

Small ShockはなんとSmall Shock+Undertale+Heartache+Memoryというアレンジになっていて、大きなショックを受けました。

Bring it in, Guys!とLast Goodbyeでエンディング~スタッフロールまで聞け感動のTPルートが終わりました。

アンコールは、全員集合のmenu(full)を打ち切る突然のドラム音。
フラウィのセリフが流れて……99999999
スローのHeartacheとNyeh Heh Heh! が流れました。全てのルートをプレイ済みなのでこの意味は明白で重たかったです。
Battle Against a True Hero(金管楽器ではなく弦がメイン旋律)からのPower of "NEO"(金管楽器がメイン)には興奮しました。
Small Shock + ドラムの音が段々激しくなり……Megalovaniaが演奏されました。
そして後に残ったのは風の音。奏者が退場していき、最後にシンプルなmenuが演奏されました。
これにて昼公演は終演。

夜公演前のルールのアナウンスでは「記録の消去」などの対応をします。に変わっていておやと思いました。プレコンサートに先立って「当団体はUndertale全てのルートをプレイ済みです」のアナウンスもありました。それはつまり……。

夜公演のプレコンサートはスローのHeartacheとNyeh Heh Heh! から始まる昼公演のアンコールと同様のものが演奏されました(フラウィのセリフと99999999は無し)。夜公演から聞く人の混乱と昼公演から聞いている人たちのそうきたかー! 的な感じで会場は終始ざわついていました。夜公演はソウルレスだ!
夜公演はS席だったので、プレコンサートの時点で弓毛がほつれているのとかが確認できました。
会場がざわついてて風の音はほとんど聞こえませんでした。シンプルなmenuが演奏されてプレコンサートは終わりました。

メイン公演は昼夜内容同じでしたが、S席では奏者の表情などもよく見え、音圧を感じながらの鑑賞でした。A席ではピアノの音が聞こえづらい場面もあったのですが、ピアノの近くなので比較的聞こえ易い気がしました。

幕間はPathetic House(ナプスタブルークの家)とChill、そしてまたPathetic Houseの部屋で奏者退場。その間に祝辞が読まれたのですが、繰り返す過ちにお別れを、その胸に小さなケツイを、頭の上にはホットドッグを、と全文公開していただきたいくらいの内容でした。

「Undertale」は近くで聴くと語り部のモンスターたちが演奏しているかのようでした。

アンコールはStronger Monsterと知らない曲だったのですが「Before the Story」って曲でPSテーマで使われている曲だったのですね。

そして全公演は終了! 1日でN→TP→G→N→TP→ハードモードの6周もプレイしてしまう濃密さ。是非また聞きたいなと思う素敵な演奏会でした。

外部記事

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