Undertaleの主人公について考えてみたいと思います。
長くなりそうなので今回はその1ということで。
以下重大なネタバレが有ります。
まだプレイしていない人はまず買って遊んでください。
undertale.com
くれぐれも自分で遊びきるまでネタバレを見てはいけません。
「* こうかいするわよ。」
1.前置き
この考察は全てのルートのネタバレを含むため、全てのルートををクリアしてから読むことをお勧めします。
Undertaleには主人公的なものが1人であるとも、複数居るとも言えます。
説明のため、私はこのように呼び分けています。
プレイヤー:Undertaleというゲームを遊んでいる人です。つまりあなたです。私もです。地上、ゲームの外、画面の外に居ます。
主人公:ゲーム全般でプレイヤーが操作するキャラクターです。ドットでは常に(-_-)このような顔をしているように見えますが、表情はちゃんとあって笑ったり顔をしかめたりしているようです。性別が不明なためか、英語ではprotagonistと表記されます。
フリスク:FRISK。TPルートでアズリエルをふっかつ(SAVE)させ、モンスター達と共に地上に出たキャラクターです。少なくともTPルートでは主人公と同一人物であるようです。
FFH:First fallen human。201X年に地上から地底に落ちたニンゲン(子ども)です。昔に死んでいます。名前はプレイヤーが名付けます。本当の名前は「キャラ(CHARA)」とされていますが、ゲーム中に知る機会は一般的にありません(名付け時に表示されるのみ)。主人公とドット絵における輪郭は同じですが、肌はやや白く、表情は笑顔です。
2.単なる落ちてきた子でもではない
201X年に子どもが足を蔦に引っ掛けて落ちるバックストーリー・オープニングを見てゲームを開始すると、主人公はいせきの金色の花の上に立っています。1度部屋を出てから戻ってきて金色の花を調べると、次のように表示されます。
* (きんいろの はなだ)
* (はなが クッションになって
たすかったらしい)
そんなわけで初プレイのプレイヤーは地底に落ちたニンゲンの子どもが地上に戻るまでの話なんだなと思って進めるわけですが、TPルートまでやったプレイヤーなら何やらおかしいことに気付くはずです。
- 主人公がフリスクと名乗る。プレイヤーが名付けたのは主人公の名前ではなく、FFHの名前だった
- ゲームオーバーになると聞こえる言葉はアズゴアの言葉(台詞音に注目)
- ゲームオーバーになると聞こえる言葉の一部はビデオテープでアズゴアがFFHに言っていた言葉に一致する
- 201X年に落ちたニンゲンはFFHだった
更に、Gルートまでプレイすれば疑念は確信に変わるはずです。
- フラウィが主人公をFFHと呼び、FFHに対して話をする
- 赤字のメッセージがある。これはどうやらFFHのメッセージのようだ
- Gルートでホームの鏡を調べたときのメッセージ「* これは じぶん… [FFHの名前]だ。」
- Gルートを完遂するとFFHが復活する
- FFHの輪郭が主人公と一致
他にも色々ありますが、これらのようなことから、Undertaleの主人公は単なる地底に落ちてきたニンゲンの子どもではなさそうだ、何かFFHと関係のある人物のようだ、と思うのが主人公考察の入口です。
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